2021年06月23日
DG NOVESKE N4 part.6 Handguard
「DG N4」のパーツ調達は、「M4/RECCE Rifle」や「HK416」同様に茨の道。
レールも然りで調達が困難なため、IRON製で製作を進める事に。

実際に手にすると、IRON製のレールは予想以上の精巧さ。
とは言え、気になった点が存在したのも事実。
①ピカティニーレールの寸法および面取り
②バレルナット素材およびスクリューの寸法
③刻印の深さ
売価を考慮するとコストダウンは必然であり、一定程度は仕方のない事。
しかし、切削工程削減が気になった場合は、質を高めるために手を加える必要性が生じる。そのような場合、IRON製は価格以上の出来映えで、基本設計が良くカスタム素材としては十二分なので、可能な範囲内で仕様を変更して満足度を高めてみる事に。
ピカティニーレールの基準寸法は、どの実銃メーカーも基本的に同寸。

そして、この図面に無いスロット角やその他部分も、実銃メーカー各社は必ず"面取り"を実施。
下の画像は、①スロット角の面取り作業を自身で施した様子。

光の加減に注視すれば、レール後方部分のスロット角と前部未加工部分との違いは一目瞭然。
目隠しをした状態でも、手触りの感覚だけで言い当てられる程の違いがあり、5面体ではなく11面体ならではの触り心地と見映えは、まるで実レールのような雰囲気。
追加作業を施し再現する事で、大幅に満足度が向上する一例に。
また、NOVESKE製のレールは、↓の画像のようにピカティニーレール端も曲面での面取り作業が行われている。

この曲面加工に関しては自身で行う自信が無かったため、作業はMOVEへ依頼。

実物と並べて直接比較しても差異が判らないレベルにまで追い込まれたIRON製レールの満足度の高さは想像以上に。

塗装を施すと比較的目立つ部分だけに、自身においては是が非でも解決したかった問題点の一つ。

IRON製に追加加工を施し実物と遜色ないディテールを持たせる事で、そのレールの印象は大きく変化。



そして、最後の仕上げ作業は②ハンドガード・スクリューの変更。

大きさ・形状が似て非なるため、実物と同サイズのトルクスに変更。

この後、上段の実物スクリューが調達出来たため、バレルナットを加工して装着。
スクリューの大きさは、遠目で見ても容易に判別可能なため、可能な限り拘りたい箇所。
全体の雰囲気は、細かな箇所の積み重ね。
遠目から見ても、雰囲気に違和感を感じるのは何かが違っている場合が多く、ディテールを大切にする輩には細かな箇所の拘りが必要不可欠。ストレスが多い日常に、ストレスの上積みは極力回避。
レールも然りで調達が困難なため、IRON製で製作を進める事に。

実際に手にすると、IRON製のレールは予想以上の精巧さ。
とは言え、気になった点が存在したのも事実。
①ピカティニーレールの寸法および面取り
②バレルナット素材およびスクリューの寸法
③刻印の深さ
売価を考慮するとコストダウンは必然であり、一定程度は仕方のない事。
しかし、切削工程削減が気になった場合は、質を高めるために手を加える必要性が生じる。そのような場合、IRON製は価格以上の出来映えで、基本設計が良くカスタム素材としては十二分なので、可能な範囲内で仕様を変更して満足度を高めてみる事に。
ピカティニーレールの基準寸法は、どの実銃メーカーも基本的に同寸。

そして、この図面に無いスロット角やその他部分も、実銃メーカー各社は必ず"面取り"を実施。
下の画像は、①スロット角の面取り作業を自身で施した様子。

光の加減に注視すれば、レール後方部分のスロット角と前部未加工部分との違いは一目瞭然。
目隠しをした状態でも、手触りの感覚だけで言い当てられる程の違いがあり、5面体ではなく11面体ならではの触り心地と見映えは、まるで実レールのような雰囲気。
追加作業を施し再現する事で、大幅に満足度が向上する一例に。
また、NOVESKE製のレールは、↓の画像のようにピカティニーレール端も曲面での面取り作業が行われている。

この曲面加工に関しては自身で行う自信が無かったため、作業はMOVEへ依頼。

実物と並べて直接比較しても差異が判らないレベルにまで追い込まれたIRON製レールの満足度の高さは想像以上に。

塗装を施すと比較的目立つ部分だけに、自身においては是が非でも解決したかった問題点の一つ。

IRON製に追加加工を施し実物と遜色ないディテールを持たせる事で、そのレールの印象は大きく変化。



そして、最後の仕上げ作業は②ハンドガード・スクリューの変更。

大きさ・形状が似て非なるため、実物と同サイズのトルクスに変更。

この後、上段の実物スクリューが調達出来たため、バレルナットを加工して装着。
スクリューの大きさは、遠目で見ても容易に判別可能なため、可能な限り拘りたい箇所。
全体の雰囲気は、細かな箇所の積み重ね。
遠目から見ても、雰囲気に違和感を感じるのは何かが違っている場合が多く、ディテールを大切にする輩には細かな箇所の拘りが必要不可欠。ストレスが多い日常に、ストレスの上積みは極力回避。
2021年06月09日
DG NOVESKE N4 part.5 Silencer
2021年06月07日
DG NOVESKE N4 part.4 Selector
2021年06月06日
DG NOVESKE N4 part.3
2021年06月06日
DG NOVESKE N4 part.2 Engraved
全精力を注いで作り上げたPTWの「M4/RECCE Rifle」や「HK416」での苦労を「DG N4」でも重ねるかと思うと、前途多難で憂鬱。
しかし、いずれ判明するであろう新事実を想定し、現在進行形でバージョンを更新しながら作り上げるつもりで、完成時期未定を前提としながら製作を進める事に。

HK416の際も、当初納得出来るレシーバーkitが存在しなかった事から、完成までには多くの時間を要した。
「DG N4」の再現においても同様で、PTWの場合はWAやMWSユーザーのように比較的簡単に再現出来る訳でもなく、一筋縄には行かずにストレスは増す一方。
しかし、結果的には多くの方々の御尽力により質の高いM4系や416が完成したように、形状・刻印等のディテール再現という非常に重要な部分にも拘ったPTW用「NOVESKE N4」の製品が発売になる事を期待して待つ事に。




それにしても、メーカーに詳細な要望を出せないものだろうか。
少なくとも「5.56 MM」のロア刻印は不要。
しかし、いずれ判明するであろう新事実を想定し、現在進行形でバージョンを更新しながら作り上げるつもりで、完成時期未定を前提としながら製作を進める事に。

HK416の際も、当初納得出来るレシーバーkitが存在しなかった事から、完成までには多くの時間を要した。
「DG N4」の再現においても同様で、PTWの場合はWAやMWSユーザーのように比較的簡単に再現出来る訳でもなく、一筋縄には行かずにストレスは増す一方。
しかし、結果的には多くの方々の御尽力により質の高いM4系や416が完成したように、形状・刻印等のディテール再現という非常に重要な部分にも拘ったPTW用「NOVESKE N4」の製品が発売になる事を期待して待つ事に。




それにしても、メーカーに詳細な要望を出せないものだろうか。
少なくとも「5.56 MM」のロア刻印は不要。
2021年06月05日
DG NOVESKE N4 part.1
"プライマリー変更"という歴史的な場面を実感するのは、M4に次いで2回目。
HK416の際には引退していたため、その機会は知る由もなく。
今回、DGに採用された「NOVESKE N4」は、5月初旬に思わぬ形で現れた。
これまで一定の情報やオペレーターの単独画像等では確認されていたものの、RED/BLUEオペレーターのほぼ全員がNOVESKEを持っている画像は実に衝撃的で、事前情報を画像で確認して実感する事に。


その「DG N4」の画像は、詳細仕様の特定に大いに役立ち、仕様・装着部品という最も知りたい情報が目白押し。
2018年と2019年秋~2020年春に納入された資料が存在するが、情報を総合すると18年からテスト納入され、2019年から2020年にかけて本格納入されたと予想。
オペレーティング・システムのトラブルに起因する更新とする話題も存在するものの、大きな理由としては弾薬使用量が最も多い部隊で15年近く使用された耐久消費財の更新時期と考えるのが一般的。
また、致命的な欠陥が存在したのであれば、15年も高価なHK416を使い続けたはずもなく、耐久消費財の更新と使用弾薬の多様化であったと想像するのが無難であるが、その真意は評価採用担当者にしか解り得ない。
いずれにせよ、新たなプライマリーである「DG N4」の登場場面に立ち会えた事を喜び、後ろ向きな内心を抱えながらも、重い腰を上げてPart.1をスタートさせる事に。

HK416の際には引退していたため、その機会は知る由もなく。
今回、DGに採用された「NOVESKE N4」は、5月初旬に思わぬ形で現れた。
これまで一定の情報やオペレーターの単独画像等では確認されていたものの、RED/BLUEオペレーターのほぼ全員がNOVESKEを持っている画像は実に衝撃的で、事前情報を画像で確認して実感する事に。


その「DG N4」の画像は、詳細仕様の特定に大いに役立ち、仕様・装着部品という最も知りたい情報が目白押し。
2018年と2019年秋~2020年春に納入された資料が存在するが、情報を総合すると18年からテスト納入され、2019年から2020年にかけて本格納入されたと予想。
オペレーティング・システムのトラブルに起因する更新とする話題も存在するものの、大きな理由としては弾薬使用量が最も多い部隊で15年近く使用された耐久消費財の更新時期と考えるのが一般的。
また、致命的な欠陥が存在したのであれば、15年も高価なHK416を使い続けたはずもなく、耐久消費財の更新と使用弾薬の多様化であったと想像するのが無難であるが、その真意は評価採用担当者にしか解り得ない。
いずれにせよ、新たなプライマリーである「DG N4」の登場場面に立ち会えた事を喜び、後ろ向きな内心を抱えながらも、重い腰を上げてPart.1をスタートさせる事に。
