2018年04月22日
SEAL RECON/RECCE Rifle Part.4 17inch Barrel
Part.2 のSEAL RECON/RECCE Rifle Medium RAS/14.5inchバレル仕様に続き、Long RAS/17inchバレル仕様を製作。
DG仕様の一つに'06から納まっているLiljaの17inchバレルの存在が明らかになっているが、過去に製作したM4用LMT10.5inchバレル同様に図面も存在している事から、PTWに相応しい外観のディテールを求める事に。
ハイダー部のバレル・エクステンションを除いたバレル長は16.4inchで、プロフィールだけでなくLilja製バレルを採用しているMk13 Mod5同様の特徴的な表面処理も含めて、DGならではの仕様に。
図面を基にPTW用を切削するだけなら特に難しくないそうだが、バレル各部の特徴再現は容易ではないらしい。
しかし、御尽力いただいたナギサの良質な作業により日本以外では考え難い理想的な工作が行われ、PTW専用バレルとして良質な外観ディテールを持つに至った。
また、外観各部を拘り抜いて製作した事から、特徴的な刻印も一切妥協せず、納得出来る仕様を目指す事に。
結果的には、バレル以上の刻印コストが掛かってしまったものの、妥協する事なくパフォーマンスだけを追求し、可能な限りの最善を尽くして高品質な至極の一本となった。
俗的な意味での"コスパ"とは対局に位置し、時代とは相見えない存在のバレルになったものの、"最善か無か"をテーマに品質だけを求めて可能な限りを尽くした結果、自身のバレル史においては最高峰となる一本に。
満足度が極めて高いこのバレル製作に際し、ご協力頂いた各位には心より御礼申し上げます。
今後、DG仕様も更なる仕様の発見があるかと思われ、機会があれば2種類のレールを利用してバリエーションを増やし、SEAL RECON/RECCE Rifleを愉しむ事に。
DG仕様の一つに'06から納まっているLiljaの17inchバレルの存在が明らかになっているが、過去に製作したM4用LMT10.5inchバレル同様に図面も存在している事から、PTWに相応しい外観のディテールを求める事に。
ハイダー部のバレル・エクステンションを除いたバレル長は16.4inchで、プロフィールだけでなくLilja製バレルを採用しているMk13 Mod5同様の特徴的な表面処理も含めて、DGならではの仕様に。
図面を基にPTW用を切削するだけなら特に難しくないそうだが、バレル各部の特徴再現は容易ではないらしい。
しかし、御尽力いただいたナギサの良質な作業により日本以外では考え難い理想的な工作が行われ、PTW専用バレルとして良質な外観ディテールを持つに至った。
また、外観各部を拘り抜いて製作した事から、特徴的な刻印も一切妥協せず、納得出来る仕様を目指す事に。
結果的には、バレル以上の刻印コストが掛かってしまったものの、妥協する事なくパフォーマンスだけを追求し、可能な限りの最善を尽くして高品質な至極の一本となった。
俗的な意味での"コスパ"とは対局に位置し、時代とは相見えない存在のバレルになったものの、"最善か無か"をテーマに品質だけを求めて可能な限りを尽くした結果、自身のバレル史においては最高峰となる一本に。
満足度が極めて高いこのバレル製作に際し、ご協力頂いた各位には心より御礼申し上げます。
今後、DG仕様も更なる仕様の発見があるかと思われ、機会があれば2種類のレールを利用してバリエーションを増やし、SEAL RECON/RECCE Rifleを愉しむ事に。
2018年04月20日
SEAL RECON/RECCE Rifle Part.3 Optics
「仕様刻印入りの個体も依然探しているが、縁が有ればいつか来るはず。」
以前、こちらで触れたように、常にそう考えながら捜し続けていたところ、2005年から納入が始まったと思われる2.5-10x24の「NAV-SPEC」が目前に。
軍納入のモデルは、より基準精度の高い個体を選別し、仕様別に「NAV-SPEC」「MIL-SPEC」「ARMY-SPEC」と刻印して出荷されていると言われ、「NAV-SPEC」はNSWDGおよびNSWに納入されている仕様。
入手が最も困難なモデルで、Unertl USMC Sniper 10xのレア度に匹敵。過去にUnertlとは縁が無かった事もあり、是が非で調達を試みていたスコープモデル。
入手のチャンスはおそらく一度限りであり、世界における「NAV-SPEC」でも最上位のランクとなる個体を逃せば、数年もしくは二度と出て来ない可能性も十分予測できた。
この手の装備品は、性能といった客観的な部分だけでなく、内心が揺さぶられる主観的な経験も可能なアイテム。「NAV-SPEC」ならでは満足感は、唯一無二の価値。
以前、こちらで触れたように、常にそう考えながら捜し続けていたところ、2005年から納入が始まったと思われる2.5-10x24の「NAV-SPEC」が目前に。
軍納入のモデルは、より基準精度の高い個体を選別し、仕様別に「NAV-SPEC」「MIL-SPEC」「ARMY-SPEC」と刻印して出荷されていると言われ、「NAV-SPEC」はNSWDGおよびNSWに納入されている仕様。
入手が最も困難なモデルで、Unertl USMC Sniper 10xのレア度に匹敵。過去にUnertlとは縁が無かった事もあり、是が非で調達を試みていたスコープモデル。
入手のチャンスはおそらく一度限りであり、世界における「NAV-SPEC」でも最上位のランクとなる個体を逃せば、数年もしくは二度と出て来ない可能性も十分予測できた。
この手の装備品は、性能といった客観的な部分だけでなく、内心が揺さぶられる主観的な経験も可能なアイテム。「NAV-SPEC」ならでは満足感は、唯一無二の価値。
2018年01月20日
SEAL RECON/RECCE Rifle Part.2 14.5inch Barrel
MK12 Mod1のアキュラシーに不満を感じたSEALの要望でCraneが開発を再開したとされるSEAL RECON/RECCE Rifle。
一定の仕様で納まっているライフルでもないため、数少ないDG画像においても様々な仕様が存在し、各種テストを行っている様子が窺える。
判っている範囲で大別すると、以下の分類。
・バレル 計4種類
14.5 inch 7t
16 inch? '02年~
17 inch 8t '06年~
サプレッサー装着用判別不能サイズ
・Knight's FF RAS 計2種類
Medium
Long
'03~'11年頃にかけて上記の要素が年代とオペレーターの好みで変化している様子。
これらの条件を下に自身のSEAL RECON/RECCE Rifleでは、まずRAS Mediumサイズ/14.5inchバレル仕様を選択し製作。
また、アッパーやスチールバレルには、年代を踏まえた刻印の再現を要望し、MOVEの尽力により可能な限り近付いた。
MK12をベースとして各種が存在するSEAL RECON/RECCE Rifleの再現は、年代・開発の進行度合いにより仕様が異なるため容易ではないものの、今後も資料の発見により判明する事が多いはず。
継続して各種SEAL RECON/RECCE Rifleの再現を愉しむ事に。
一定の仕様で納まっているライフルでもないため、数少ないDG画像においても様々な仕様が存在し、各種テストを行っている様子が窺える。
判っている範囲で大別すると、以下の分類。
・バレル 計4種類
14.5 inch 7t
16 inch? '02年~
17 inch 8t '06年~
サプレッサー装着用判別不能サイズ
・Knight's FF RAS 計2種類
Medium
Long
'03~'11年頃にかけて上記の要素が年代とオペレーターの好みで変化している様子。
これらの条件を下に自身のSEAL RECON/RECCE Rifleでは、まずRAS Mediumサイズ/14.5inchバレル仕様を選択し製作。
また、アッパーやスチールバレルには、年代を踏まえた刻印の再現を要望し、MOVEの尽力により可能な限り近付いた。
MK12をベースとして各種が存在するSEAL RECON/RECCE Rifleの再現は、年代・開発の進行度合いにより仕様が異なるため容易ではないものの、今後も資料の発見により判明する事が多いはず。
継続して各種SEAL RECON/RECCE Rifleの再現を愉しむ事に。