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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年12月27日

DG NOVESKE N4 part.9 Flame

 21年5月初旬、DGに採用された「NOVESKE N4」が思わぬ形で出現。

 その後もこのように存在が確認され、N4製作へのモチベーションは上がる一方。

 

 しかしながら、"10年間満足して使えるプライマリー"をテーマに妥協なく製作すると、開始から一定期間を要する事に。
 また、後発品が登場し、買い換えを余儀なくされるのを回避するため、N-BORDE HK416のレベルを目指し、全ての面でクオリティが高い目標を設定。

 ① フレーム基本形状
 ② フレーム表面処理
 ③ フレーム刻印
 ④ フレーム塗装

 いずれも「これで良いや」と拙速には妥協したくない部分で、それぞれを精査して、"丁寧"な作業を求める事に。

 海外製の既製品に多いコストダウンによる工程の省略は、品質を低下させる要因。
 このコストダウン項目が印象を悪化させる部分だけに、実物を再現する上で正しい手法による忠実な再現は不可欠。

 
 

 ① IRONの基本形状は、数箇所に問題が有り、
   ディテールに拘るのであれば改良加工が必須。
 ② 面取り工程が省略されたベース製品に、
   面取りや面研といった基本的な作業を追加工。
 ③ 再現度を要求。
   NOVESKE社の刻印に対する拘りを一から再現。
   レーザー刻印ではなく機械刻印による施工。
 ④ 正しい色味や艶消し感の追求。


 細かさや拘りは、おそらく日本人・日本製でなければ再現不能。
 そして、これら作業によるそれぞれの高い付加価値は、満足度を飛躍的に向上させる要因。マクロ撮影にも耐えうる微細なディテール再現の積み重ねは、最終的には大きなアドバンテージに。
 既製品をベース素材として捉え、実物のようにコストを掛けて詳細部分の再現を行うと、結果的には実物に近いクオリティが実現する。

 「ベース製品+面取り・面研+刻印=高品質」

 再現を可能にするショップが全国的に減少する中、高い技術力で要求に応じるショップの気概に感謝。

 

 量販店やWebショップでは、成し得ない作業と満足感。

  

Posted by  GE6TOC - Two One Cell -  at 19:16Comments(0)DG NOVESKE